■専用サイトURL:https://npojcp.wixsite.com/seminer2021
■受講者数:121名
■参加資格:文化財保存修復者・保存担当者・学芸員など専門家、専門家を目指す者(学生を含む)、文化財領域での活動を希望する者
■講義形態:オンデマンド
■カリキュラム
Ⅰ.各地の文化財所有者/施設の日常管理の実際
1.歴史資料の保存管理~地方自治体での一事例~
2.地域博物館の課題について
3.博物館におけるIPM活動
Ⅱ.収蔵環境の整備について
1.文化財の虫菌害対策~状況/環境に即した段階的プログラム
2.大気中有毒ガス濃度検査
3.地域文化財の盗難の問題と対策
Ⅲ.収蔵品の調査
1.調査票の設計とコンディションチェックの実際
2.デジタル写真撮影の方法
Ⅳ.日常の取り扱いについて
1.一般的な古文書の取り扱いについて
2.近現代資料を保存するために
3.染織品の取り扱い
4.漆工文化財の取り扱いと保存
5.人形・郷土玩具
6.洋画の日常管理について
Ⅴ.保存と保管
1.「はじめにデータベースありき」のために
2.展示を兼ねた保存箱・保管まで考えたマウント
3.桐の太巻き、保存箱について
4.臨床保存/中性紙を用いた保存方法について、簡易万能型太巻き芯を中心に
Ⅵ.保存活用計画について
1.東京国立博物館の保存修復室の取り組み
2.中小規模施設における収蔵品の保存と活用~さいたま市岩槻人形博物館の事例報告~
3.持続可能な文化財の活用について