■専用サイトURL:https://npojcp.wixsite.com/seminar2020
■受講者数:延べ85名
■参加資格:文化財保存修復者・保存担当者・学芸員など専門家・社寺等所有者・・現在非専門家であっても専門家を目指す者(学生含む)・文化財領域での活動を希望する者
■講義形態:オンデマンド
■カリキュラム
Ⅰ.初動~第一次レスキュー~
【1】被災現場との連絡の取り方/コミットメントの流れ
1. 情報収集と支援団体のアレンジメント
2. 被災現場との連絡の取り方 ―現場との連携、市民との共同・協働・協同―
3. 現場の連携と市民との協働2
【2】初動に際しての装備、必要資材について
1. 第1次レスキューを中心に 初動に際しての装備、必要資材について
2. 文化財保存修復に使用する機能紙の選び方
3. 川崎市市民ミュージアム・文化財レスキュー 最適な資器材提供と作業支援について
2. 写真の第一次レスキュー
3. 水害における油彩画の損傷と応急処置 ―油彩画の構造と環境から考える―
4. 装潢作品の構造について
5.洋紙作品の装丁と描画材料について
Ⅱ.カビについて
【1】 保存修復とカビ
カビ被害とその対策・予防
【2】 カビの調査と評価
【3】被災現場の環境保全/燻蒸について
Ⅲ.水損資料の第二次レスキューにおける対処法
【2】カビ払いについて
1. カビ払いの環境整備 ―川崎市市民ミュージアムの事例から―
2. カビ払いの手順とその注意点
【3】洗浄について―洋紙作品の洗浄―
Ⅳ.日常の管理
【1】日常管理
【2】製品紹介